福山市議会 2017-06-26 06月26日-02号
福川につきましては,もともと周りが水田等があって遊水機能や保水能力等がありましたが,それらが低下している中で,ポンプによる強制排水,これが間に合わず,内水氾濫による浸水被害が発生しております。 議員提案の直接芦田川へというようなものにつきまして,現在広島県において,福川について,内水シミュレーションということで調査をされております。
福川につきましては,もともと周りが水田等があって遊水機能や保水能力等がありましたが,それらが低下している中で,ポンプによる強制排水,これが間に合わず,内水氾濫による浸水被害が発生しております。 議員提案の直接芦田川へというようなものにつきまして,現在広島県において,福川について,内水シミュレーションということで調査をされております。
それから,議員おっしゃられました田んぼのいわゆる遊水機能,これについては,夕倉地区,このあたりは市街化調整区域でございます。その中で,農地保全をしていただくことで遊水機能が保てるものと思っております。 以上でございます。
今後,さらに宅地化の進行で遊水機能を有していた水田が減少しており,瞬時強制的な都市排水が求められ,都市基盤整備の観点からも,市街化区域の排水についてのさらなる充実を求めるものであります。 また,神辺町においても,大型商業施設が進出するなど急激に市街化が進行し,同様の事例で苦慮している状況であります。
急速な市街化の進展による保水と遊水機能の低下に伴う浸水対策として,1988年昭和63年から手城川総合治水事業を実施しております。 これまで,市事業としては,4基の排水ポンプの設置及び4カ所のため池を洪水調整池として整備しております。県事業につきましては,遊水池のしゅんせつ,河道の一部改修,排水ポンプ1基を設置しております。
先月に視察した千葉県市川市では,近年市周辺部の急激な宅地化に伴う土地の保水・遊水機能の低下により市内各所で浸水被害が拡大していると報告されました。その対策として,市民あま水条例を制定し,個人宅地に雨水浸透施設を設置して水循環の保全を図り,一定の効果を上げられています。また世田谷区では,各家庭や事業所において,雨水タンクの設置費用補助により少しでも雨水流出を減らすといった対策をされています。
御承知のとおり手城川は,県管理の2級河川であり,急速な市街化の進展による保水・遊水機能の低下に伴い浸水の危険性を生じております。このため,県においては昭和58年度より手城川総合的治水対策の検討がされ,平成3年度より工事に着工されました。整備の概要については,河口部へ樋門設置及び排水機場を設置するとともに,河道改修,流域内のため池を洪水調整機能を持つ雨水貯留施設とする事業であります。